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以前、燃焼効率の良い焚火技術と言われるダコタファイヤーホールについて考察?を行いました。

ダコタファイヤーホールについて考察するダコタファイヤーホールについて考察する
ダコタファイヤーホールについて考察する|Blog|10GoodFactory
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その後天候不順であったり強風に見舞われるなどして中々作業が進みませんでしたが、ようやくそれっぽいものが完成しましたので続報です。

ダコタファイヤーホールが完成しました

製作途中・・・の様子はありません

本来であれば製作している最中の様子を画像に撮っておくべきだったのですが、動画を回していたことで満足してしまい途中の様子は(静止画としては)1枚も存在しません。
動画の途中の1コマをキャプチャーすればよいと言われればそれまでなのですが、実にめんどくs・・・

ということで完成直後の様子がこちら。

中央が燃焼場所、左上が吸気口となる部分です

このあたりの地面を掘ると板状のコンクリの塊がゴロゴロ出てきたり、竹林の傍ということもあって太い竹の根や粘土みたいな石みたいなよく分からない塊がたくさん出土して掘削の邪魔をしてくれたりと色々な障害はありつつこのような形となりました。
地中から出てきたコンクリの塊は穴の周囲に刺して転落防止の何かとして再利用しました。

メインの穴の底には石?を敷き詰めました

粘土みたいな石みたいなよく分からない塊についてはメインの穴の中・燃焼場所の底に敷き詰める形で処分しています。
Youtubeでもファイヤーピットの製作動画を見ていると地面に石を敷き詰めていますからね。マネできるところはマネしておこうの精神です。
これが石なのか粘土なのかわからないですけど。

メインの穴の中から見た吸気口

ダコタファイヤーホール最大の特徴ともいえる吸気口はこのとおり。サイズは拳がギリギリ通るくらいの大きさに留めています。

吸気口の外からメインの穴の中を覗いた図

先ほどとは逆に吸気口の外からメインの穴の中を覗くとこのような感じ。こちらの方がメインの穴の底よりも低く掘り下げることで、より一層煙突効果を生み出しやすくしたつもりです。
ところでこの画像の中央に見えるもの、お気づきであろうか?

板状のコンクリの塊はこのようなものです

先ほどからちょくちょく言及している「板状のコンクリの塊」と呼んでいるブツが、吸気口の外を掘っている時にど真ん中に出て来やがりました。
しかも揺すっても全くビクとも動かないあたり、白枠の範囲だけでなく黄色の斜線部分にかけての大きさで1つの塊となっていそうでしたので、掘り返して除去するのは現実的でないと思い諦めて放置することにしました。汗
誰だよこんな産業廃棄物をここにたくさん埋めた奴・・・

一先ずダコタファイヤーホールそのものはこれにて完成ですので、風が強くなかった日を見計らって実際に火入れをしてみました。

火入れの様子

実際に竹を燃やしている様子

元々今回作ったダコタファイヤーホールは「燃焼効率のよい焚火技術」、つまり煙やニオイを通常よりも抑えられ高温で燃焼するはず・・・という目論見で製作を行いました。
で、実際に燃やしてみての感想ですが、生木であったり伐採直後の竹のような元々水分をたくさん含んでいるものを燃やしたときは、ダコタファイヤーホールであろうがなかろうが煙は普通に出ました。苦笑
尤も正確にいうとこれは煙ではなく水蒸気と呼ぶべきなのでしょうが、多分普通の人はそんな違いを気にすることなくどちらも煙扱いすると思います。

出る煙(水蒸気)の総量については、ダコタファイヤーホールの方が通常よりも少ないように感じましたので、短時間で水分が飛んでいると考えればそれだけ一気によく燃えていると捉えられなくもありませんので、そういう意味では今回苦労しながら製作して良かったかなと思います。

吸気口の穴から燃焼中のメインの穴を覗いた図

作りが悪いとこの小さな穴から手前側に向かって煙が逆流するはずですが、今回は最後まで煙が逆流することはありませんでした。

鎮火直前の様子

ある程度の量の竹および一部雑木も燃やしましたが、メインの穴の大きさ・深さ共にある程度の大きさを確保したつもりだったにもかかわらずけっこう直ぐに穴の中が炭でいっぱいになりました。
あれっ、これってダコタファイヤーホールではなく炭窯をつくったんだっけ・・・?(棒読み)

まとめにかえて

今回の燃焼の様子はインスタグラムの方にショート動画以上にショートな動画として投稿していますので、そちらも併せてご覧ください。

穴掘りの様子から火入れの様子までずっとカメラで動画には撮っているので、たぶんきっと恐らくそのうち気が向いたらYoutubeの方に編集して投稿するかもしれません。

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